「ことばのポトラックvol.1」 絶賛発売中!

2011年3月11日に起きた東日本大震災から16日後の3月27日、大竹昭子の呼びかけで、サラヴァ東京(東京/渋谷)にてスタートしたことばを持ち寄るこころみ。第一回目には13人の詩人と作家たちが参加して感動的な会になりました。( potluck = 「持ち寄る」)

2013年5月9日木曜日

6月9日(日)ことばのポトラック vol.10
Get Back to The TV !
TV記者と映画監督と作家がTVドキュメンタリーを語る

第10回「ことばのポトラック」では、2本のTVドキュメンタリーを上映し、わたしたちの過去・現在・未来について考えます。「わたしは生きている」は東日本大震災の直後に被災地に入ったテレビ記者、金平茂紀さんが南三陸で知り合ったおばあさんを追ったもので、運命を受け入れ、乗り越えていくおばあさんの姿がとらえられています。もう1本は47年前に寺山修司が中心となって制作した街頭インタビュー番組で、ほかでは見る機会のない貴重な映像ですが、そこに登場する日本人の実に生き生きとし、堂々とした姿に圧倒されます。彼らのようにストレートに飾らずに、カメラにむかって言いたいことを口にすることがいまのわたしたちには出来るでしょうか? これらの映像からは、さまざまな社会的制約にしばられ萎縮しているわたしたちの現在が透けて見えるようです。会場には「わたしは生きている」を作った金平茂紀さんと、映画監督でテレビ番組も制作する是枝裕和さんにお越しいただきます。出演者と観客が一緒になって、わたしたちのなかに埋もれていることばのエネルギーを掘り起こしてみようではありませんか!(大竹昭子)

〈出演〉
金平茂紀(テレビ記者・キャスター)
是枝裕和(映画監督・TVディレクター)
大竹昭子(作家)

いまさらテレビかよ。そんな声が聞こえてくるような気がします。「3・11」以降の状況のなかで、最もぶざまで、最も上滑りで、最も信じられないことばの供給装置が、テレビでした。けれどもテレビにはまだまだ可能性があると思っている人々がいます。少数です。  彼らとともに「テレビに帰れ!」と今叫ぶことの逆説を楽しんでみることにします。(金平茂紀)

【本のポトラック】
出演者がセレクトした本を版元から提供いただき、割引価格で販売するブックストアーを会場にもうけます。売り上げはすべて復興関連の活動に寄付いたします。

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金平茂紀 (かねひら・しげのり テレビ記者・キャスター)
1953年北海道生まれ。TBS報道局に1977年入局以来、テレビ報道の仕事のみに従事しているニュース馬鹿。「ニュースコープ」副編集長、「筑紫哲也NEWS23」編集長を歴任したほか、モスクワ支局、ワシントン支局の海外特派員、ニューヨークのコロンビア大学客員研究員等を経て、現在、TBSテレビ「報道特集」キャスター。早稲田大学政治経済学術院客員教授。著書に『世紀末モスクワをゆく』『ロシアより愛をこめて』『二十三時的』など多数。

是枝裕和 (これえだ・ひろかず 映画監督・TVディレクター)
1962年東京生まれ。大学卒業後、87年にテレビマンユニオンに参加、主にドキュメンタリー番組を演出。テレビ作品に、「しかし...」「もう一つの教育~伊那小学校春組の記録~」「記憶が失われた時...」などがある。95年に『幻の光』で映画監督デビュー。04年『誰も知らない』でカンヌ映画祭最優秀男優賞を受賞。その他の作品に『ワンダフルライフ』『空気人形』『歩いても歩いても』などがある。最新作『そして父になる』が10月5日に公開予定。

大竹昭子 (おおたけ・あきこ 作家)
1950年東京生まれ。紀行、写真、エッセイ、小説、美術館散歩、街歩きなど、ジャンルにかまわず書きたいものを書いてきた。写真も撮る。2007年にトークと朗読の会「カタリココ」をスタート、大震災後に「ことばのポトラック」を提唱し継続中。写真に関する著書に『眼の狩人』『彼らが写真を手にした切実さを』『この写真がすごい』『ニューヨーク1980』。小説に『図鑑少年』『随時見学可』『鼠京東京』など。

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「わたしは生きている」
2012年10月21日放映。東日本大震災で津波に襲われた宮城県南三陸町に初めて取材に入った日、制作者の金平茂紀が最初に遭遇したおばあちゃん=西城たけ子さんを継続的に取材した作品。ナレーションを一切使わず、市販のデジカメで撮影した映像で構成した。

「あなたは‥‥」
1966年11月20日放映。「あなたにとって幸福とは何ですか」「あなたは誰ですか」など同じ質問を市井の人々にぶつけ続けたインタビューのみから成り立つ実験的な作品。脚本に寺山修司、萩元晴彦。音楽に武満徹、スチール写真に東松照明、石元泰博、長野重一らの名前がある。
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ご予約はサラヴァ東京HP 予約フォームからどうぞ
http://l-amusee.com/saravah/schedule/log/20130609.php
電話予約  03-6427-8886

日時:2013年6月 9日 (日) 12:00 open 13:00 start
料金:2,000円(お茶付き)

12:00 open
13:00 【本編】 上映&トークショー
16:00 【エピローグ編】自由参加、お酒やお茶を飲みながら、ざっくばらんに会場にいる方々とお話します。

2013年2月12日火曜日

3月16日(土) ことばのポトラック vol.9 春に

東日本大震災の2週間後に、「ことばを持ち寄ってください」と書き手の方々に呼びかけスタートした「ことばのポトラック」。震災から2年を経た3月16日、本年最初の回をおこないます。今回のゲストキュレーターは編集者の仲俣暁生さん。彼とふたりで昨秋から内容をつめてきましたが、詳細が決まりましたのでお知らせいたします。「ことばのポトラック」は作品発表の場ではなく「言葉によるセッションの場」です。持ち寄る「言葉」の形式は自由で、今回は絵、写真、映像、チェロ演奏なども加わりバラエティーに富とんだものとなりそうです。
大竹昭子

出演:江口研一(翻訳家) 大野更紗(作家) 小林エリカ(作家) 桜井鈴茂(作家) 佐々木中(哲学者・作家) 藤谷治(作家)
[50音順]

司会:仲俣暁生(編集者) 大竹昭子(作家)

2013.3.16(土)
開場 12:00 開演 13:00
予約/当日 2,000円(お茶付)

2.18(月)予約受付開始

サラヴァ東京予約フォームより

2012年10月16日火曜日

「ことばのポトラック in 名古屋」(2012/10/14)

大竹昭子さんと堀江敏幸さんが、名古屋の七ツ寺共同スタジオでトークイベントを行いました。
大竹さんのwebサイト「カタリココ」で報告をご覧いただけます。

岩手県陸前高田市立気仙中学校よりお手紙いただきました。


ことばのポトラック 大竹昭子様

このたびは本当にありがとうございます。ご支援に深く感謝申し上げます。
震災から一年、学校では震災前の教育活動に少しでも近づけるようにと生徒と共に取り組んでいます。統合になった空き校舎を借りての学校生活は、震災を一時忘れ、活気あふれるものとなっております。しかし、保護者の7割は仮設住宅や借屋、アパート住まいであり、家庭での生活、特にも受検を控えた3年生の勉強が心配されるところです。スクールバスで帰宅するまでの時間を宿題や受験勉強に当てている次第です。このような生徒たちの学校生活がより充実したものになるよう、ご支援いただいたお金は、大切に使わせていただきます。
それでは、朝夕涼しくなって参りました。体調を崩されぬようご自愛ください。

平成24年10月9日

陸前高田市立気仙中学校
副校長 村上誠

岩手県陸前高田市立気仙小学校からお手紙いただきました。


大竹昭子様

 10月に入り、やっと秋季を感じられるころとなりました。大竹様におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
 さて、このたびは気仙小学校に対しお心遣いをいただきましたこと、誠にありがとうございます。また、「ことばのポトラック」もお送りいただき感謝申し上げます。様々な分野でご活躍されている方々のほとばしる言葉の息吹を感じるとともに、懐かしい地元気仙川湖畔を思い出すことができました。
 気仙小学校は、津波により校舎が全壊し、現在は近隣の長部小学校で合同授業を行っています。また、3月で閉校が決まり、平成25年4月より「気仙小と長部小」が統合し一つの学校となるための準備も粛々と進めているところです。
 東日本大震災から1年半が経過しました…。市内では瓦礫が山積みの中、施設の撤去が始まる中で、どれくらいの時間を要するか分からない“復興”ではありますが、学校は、未来を切り拓く地域の一人として「自分たちが生きる時代は自分たちが創る」そんな子どもたちを育てていきたいと日々努力しているところです。
 今後、しばらくは、大変な状況が続くことが考えられますが、遠く離れている皆様からの励ましを心の応援歌として胸に刻み、今後も歩んでいきたいと思っています。
平成24年10月5日

岩手県陸前高田市立気仙小学校
校長 佐藤誠喜



2012年9月20日木曜日

寄付のご報告


2011年3月11日の大震災のあと、サラヴァ東京に作家たちが言葉を持ち寄り朗読してきた「ことばのポトラック」。1年をかけて8回おこなってきました。集めたお金は、小さな復興支援団体である「国境なきこどもたち」と「一箱本送り隊」、参加者のおひとりである畠山直哉さんの出身校と畠山さんのお姉さんが教員をしていらっしゃる陸前高田の小中学校、古川日出男さんの出身地である福島の子供たちのための基金に寄付しました。この活動は今後も続けていくつもりです。

※寄付金は、イベントの入場料と、イベントに持ち寄られた作品を1冊にまとめた書籍『ことばのポトラック』(春風社)、第1回目の記録をまとめた冊子『ことばのポトラックvol.1』(ラミュゼ)の著者印税から成っています。

国境なき子どもたち(¥108,484) 一箱本送り隊(¥104,390) 陸前高田市立広田小学校(¥100,000) 陸前高田市立気仙小学校(¥300,000) 陸前高田市立気仙中学校(¥300,000) 未来の福島こども基金(¥100,000)