〈出演〉
金平茂紀(テレビ記者・キャスター)
是枝裕和(映画監督・TVディレクター)
大竹昭子(作家)
いまさらテレビかよ。そんな声が聞こえてくるような気がします。「3・11」以降の状況のなかで、最もぶざまで、最も上滑りで、最も信じられないことばの供給装置が、テレビでした。けれどもテレビにはまだまだ可能性があると思っている人々がいます。少数です。 彼らとともに「テレビに帰れ!」と今叫ぶことの逆説を楽しんでみることにします。(金平茂紀)
【本のポトラック】
出演者がセレクトした本を版元から提供いただき、割引価格で販売するブックストアーを会場にもうけます。売り上げはすべて復興関連の活動に寄付いたします。
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金平茂紀 (かねひら・しげのり テレビ記者・キャスター)
1953年北海道生まれ。TBS報道局に1977年入局以来、テレビ報道の仕事のみに従事しているニュース馬鹿。「ニュースコープ」副編集長、「筑紫哲也NEWS23」編集長を歴任したほか、モスクワ支局、ワシントン支局の海外特派員、ニューヨークのコロンビア大学客員研究員等を経て、現在、TBSテレビ「報道特集」キャスター。早稲田大学政治経済学術院客員教授。著書に『世紀末モスクワをゆく』『ロシアより愛をこめて』『二十三時的』など多数。
是枝裕和 (これえだ・ひろかず 映画監督・TVディレクター)
1962年東京生まれ。大学卒業後、87年にテレビマンユニオンに参加、主にドキュメンタリー番組を演出。テレビ作品に、「しかし...」「もう一つの教育~伊那小学校春組の記録~」「記憶が失われた時...」などがある。95年に『幻の光』で映画監督デビュー。04年『誰も知らない』でカンヌ映画祭最優秀男優賞を受賞。その他の作品に『ワンダフルライフ』『空気人形』『歩いても歩いても』などがある。最新作『そして父になる』が10月5日に公開予定。
大竹昭子 (おおたけ・あきこ 作家)
1950年東京生まれ。紀行、写真、エッセイ、小説、美術館散歩、街歩きなど、ジャンルにかまわず書きたいものを書いてきた。写真も撮る。2007年にトークと朗読の会「カタリココ」をスタート、大震災後に「ことばのポトラック」を提唱し継続中。写真に関する著書に『眼の狩人』『彼らが写真を手にした切実さを』『この写真がすごい』『ニューヨーク1980』。小説に『図鑑少年』『随時見学可』『鼠京東京』など。
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「わたしは生きている」
2012年10月21日放映。東日本大震災で津波に襲われた宮城県南三陸町に初めて取材に入った日、制作者の金平茂紀が最初に遭遇したおばあちゃん=西城たけ子さんを継続的に取材した作品。ナレーションを一切使わず、市販のデジカメで撮影した映像で構成した。
「あなたは‥‥」
1966年11月20日放映。「あなたにとって幸福とは何ですか」「あなたは誰ですか」など同じ質問を市井の人々にぶつけ続けたインタビューのみから成り立つ実験的な作品。脚本に寺山修司、萩元晴彦。音楽に武満徹、スチール写真に東松照明、石元泰博、長野重一らの名前がある。
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ご予約はサラヴァ東京HP 予約フォームからどうぞ
http://l-amusee.com/saravah/schedule/log/20130609.php
電話予約 03-6427-8886
日時:2013年6月 9日 (日) 12:00 open 13:00 start
料金:2,000円(お茶付き)
12:00 open
13:00 【本編】 上映&トークショー
16:00 【エピローグ編】自由参加、お酒やお茶を飲みながら、ざっくばらんに会場にいる方々とお話します。
13:00 【本編】 上映&トークショー
16:00 【エピローグ編】自由参加、お酒やお茶を飲みながら、ざっくばらんに会場にいる方々とお話します。